くるま屋さんのお誘いで
地元でベラ(標準和名はキュウセン)釣りに。
最近は水深100mとかオモリ100号とかヘビーな釣りばかりしていたので
水深10mにオモリ10号と超ライトなエギングタックルで楽チン釣行。
夜が明けてから ゆっくり出船。
最初の流しからコンコンと小気味よいアタリ。
青ベラの引きはかなり強烈。
仕掛けはシンプルに
胴突き2本枝 枝間30cm 枝5cm 針は丸せいご9号
エサはオキアミ
いいポイントに入れば仕掛けが着底後3秒以内にアタリがある。
追い食いを待つわけでもないが
時々ダブルヒット。
アタリが途切れない釣りは楽しい。
オキアミエサなので勝負は一瞬。
エサを取られるか 掛けられるか。
数釣りでは、いかに手返しよくエサを付け替え仕掛けを投入できるかが大切。
赤ベラ:青ベラ=3:1 だが
青ベラの方が断然大きいので 重量的には同じくらい。
よく釣れるラインに入ると入れ食いになるが
少しラインが外れると アタリは途絶える。
食いが悪くなると船頭さんは微妙なライン調整をしてくれるので
すぐにまた釣れだす。
ベラの他にはチャリコ・キス・ガシラ・ハゼなど
キスもこれくらいあればいいんだけど。
ベラは成長とともに♀から♂へと性転換する魚。
群れの中で速く成長した個体が♂になりハーレムを作る。
だから絶対数として♂の青ベラより♀の赤ベラの方が圧倒的に多い。
その♂が欠けたとしても、次に大きくて強い♀が♂に変わり子孫を残す。
最近の研究では、♀のような体色をしている生まれつきの♂も10〜15%いるそうな。
さらにイソベラ(ホシササノハベラ)の仲間には
♀→♂→♀と状況に合わせて変幻自在に性転換を繰り返すものもいるとか。
生態はまだまだ謎に包まれる魚のようだ。
これだけ釣れたら十分でしょうと10:30納竿。
実釣4時間ほどで ベラをメインに100匹ほど。
地元の小物に癒される釣りもいいものです。
本日の釣果 ベラ 〜25cm 83匹 など